息子が、魚を飼いたいらしい。
今までも時折そんな話もあって‥‥犬、猫、ウサギ、ハムスター‥大人の都合と判断でやんわりスルーしてきたんですが、昨日 某リゾートホテルの釣り堀で爆釣れした影響なのか、魚なら大丈夫だと踏んだのかは謎ですが‥。本当は釣ったのをリリースしないで、持って帰りたかったんだろうなぁ～^^;
僕は団地育ちの猫アレルギーなもんで、子供ん時、昆虫以外では 昔々ペプシの瓶の裏ブタ剥がして当たったヒヨコを一瞬飼ったぐらい。親と思ってどこまでもついて来る 「タロウとゾフィー」は本当に可愛いかったんですが、母親の粋な計らい💢で速攻一軒家の鈴木君ちに引き取られて行きました‥。あと、毎日のように遊びに行ってた伊藤君ちの飼い犬にイキナリ本気咬みされて‥(-_-) よく吠えられるタイプです、はい。
それがですね、13年前、日本一周野宿旅の前哨戦、とりあえず和歌山ぐらいまで行って見ましょうか！ツアーの時 、12月。紅葉の京都。麗しの仏像、寺院めぐり。拠点は鴨川上流、勝手に堂々とテントを張っての至福の時。
本当は駄目です！すいませんでしたm(__)m
で、そこがですね、じゃりん子チエの小鉄似のリーダー率いる野良猫一家のアジトだったんですよ。橋の下でね、雪もチラホラの季節、寒さしのぎにはもってこいの場所でしたから、僕も一応 ちゃんと挨拶をして。
小鉄&手下達は一定の距離を崩しません。京都の野良のプライドをみる思いでした。
ただコイツを除いて‥。
真っ黒でガリガリで左脚びっこ引きながら
テントの前で ミャーミャーミャーミャー。
しょーがねーなぁ。と 前室まで入れて分け前をくれて、さてさて もう寝るな‥と、外に出すもミャーミャーミャーミャー。
いやいや僕 猫アレルギーですから。ゴメンね。
でも ミャーミャーミャーミャー。
外➡前室➡一緒に寝る➡下痢される➡前室➡ミャーミャーミャーミャー➡一緒に寝る➡足が心配➡動物病院検索➡アルマジロ動物病院 発見！
何故か診察室にギブソンのレスポールが置いてある長髪の先生が、言う事には 「栄養不足でダンボール状になってる骨が折れて大変な事になっています。このままでは生きて行けません。手術が必要です。しかも結構難しい手術。」
「ホント ハ10万円以上カカル デモ野良ダカラ ワタシ サービス スルヨ。ハンブン ゴマンエン イカガデスカ？手術シナイ シンジャウヨ。」
ええ、片言の日本語に聞こえるほどの大事件！
キャンパーの金銭感覚的には限度額振り切ってしまっているんですが、「漢」とか「押忍」とかが、やかましく鳴り響き‥
「はい、お願いしますm(__)m」
と、なりました。
して、結局 千葉の小鉄になったとさ。
これ以降 僕の猫アレルギーも無くなりましたとさ。
続くかも。
クロと眠った ひとりぼっちの夜
このままが - SION
