フリムンバード’s blog

石垣島暮らしの徒然を。

満月の道

ここ10年 、二足の草鞋を履いてなんとか暮らしてこれてます。離島の暮らしも楽じゃない。
チャリ通勤なんで、まず朝日を背に走って 、 皆美味いビールを浴び始める頃、夕日に向かって走って やっと家に帰る頃には 漆黒の闇の中、月や星の灯りは大切な友人だ。

イメージ 1




今日は16夜。沖縄の代表曲、安里屋ゆんたにも出て来る「いざよい」。
十五夜よりしばらく遅れてのぼるんで、ためらうを意味する「いざよう」から「いざよい」となったそう。
月にもためらいがあるらしい‥。
日本語って本当に美しいなぁ。
ここ、八重山にも月に関する唄が沢山あって
ゆったりとした曲調で名曲ばかりです。

して今日の月はなんだかとても大きくて スーパームーンとかなんとか言ってたときより全然大きかったんです!
ためらった分、側に居たんだなぁ‥きっと。
こんな日はちょっと遠回りして月の道、海の道を観に行きます。

イメージ 2



何をするでも無く 座ってる背中達ポツポツと。
皆それぞれ自分と月を繋ぐ海の道に何を想うんだろう。
馬鹿でかい空と海と月と俺がつながる道。

もっともっと、優しくなりたいなぁ。


SION with Robert Quine月が一番近づいた夜