フリムンバード’s blog

石垣島暮らしの徒然を。

望郷

イメージ 1


勝つか負けるかそれをぎりぎりの地点で迫られたときは負けるがよい。負けて無一物の姿となり世間の陰を流れて歩くがよい。それがケンシの道だ。負けるはいや、勝つもいや、それでは世間にはいきられぬ。だから世間を離れ一所不住の道をゆくのだ。負ける心、捨てる心、別れる心、それがケンシの心だとわたしはさとった。

イメージ 2



この世のすべては亡ぶときは亡ぶ。山も、川もそうだ。
だから力をつくしてやれる事はやろう。
しかし、どうにもならぬ時は、負けるのだ。
負けて、すべてを捨てるのだ。一族の未来も捨ててよい。人間として生きることさえもだ。
われらは非常の民である。
非常民の魂には非常識こそふさわしい。

イメージ 3



わたしたちは、本来、無一物の生きかたを大切にしてきた一族ですもの?ふりだしにもどって、メンメシノギで最初からやりなおせばいいのよ。大きくなりすぎた体を自分たちの手で切り捨てる。前進をやめて、意識的に後退する。権力に頼ることをやめ、無力の民として生きる。わたしたちは一所不在のケンシなんだわ。取ることをでなく、捨てることを知ってる素晴らしい一族よ。
だから‥
わたしたちは風よ。風は軽くなくちゃいけないわ。
走らなくちゃいけないわ。
同じところに止まっちゃいけないわ。
そうでしょう?

イメージ 4




T字路s - 新しい町 / 橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT NIPPON 2016


僕達は食い散らかして、踏み潰して、貪り続けて生きてく。
神様が居ない事にいまさら気づいてもなぁ。
まぁ、どのみち生きるしか道はねぇ訳さーねー。
あるくあるくあるくあるく。