“その日、その日に一人必ず天使がいるんですよ。
それは、駅のホームにいる駅員さんだったり、売店のおばちゃんだったり。
ただ気付かないだけなんですよ。”
by 中島 らも
なんだか書けないまま 一月経過‥^^;
そろそろ腰を上げないと、ズルズル怠惰を引き摺りそうなんで、なんか書きます‥^^;
えーと、息子と川遊びしたり、
授業参観行ったり、
マンジェリコンの挿し木も無事根を伸ばして着々とクローン増加中だし、
なんとなく 庵の本棚も形になって、と、ボチボチやってます。
して、今日は久々のギフト!頂きました!
いつもの様に お客様の席に紛れて唄と踊りを一通りご披露しての帰り間際、右隣の六十代のご夫婦の旦那さんが スクッと立ち上がって‥「ありがとう、ありがとう、本当に良かった‥涙が出たわ‥。」と、拭いもせず、その涙のまま握手を求めて来てくれたのですが、その両の手はダラリとぶら下がったまま、指先が微かに震えて‥。慌てて、身を乗り出してその両の手を握るも 力なく‥。
そっか、動かないんだ‥‥。
見れば 箸袋のままに一膳と、甲斐甲斐しく奥様の献身の跡の もう一揃いと。
そして、後悔が‥。
その気付きの3分前に僕は「はい!座ってる皆さんも、両手を挙げて!カチャーシー~~♪」と、やってたんですよ。 あーあ。なんてこった‥。
まーでもね、しょーがねーよ!と、開き直って玄関前の定位置に座って三線弾き始めた僕の前に わざわざまた身体引きずるようにやって来てくれて、「良かった、良かった、本当に来て良かった!ありがとう!」と、ダラリとした手を差し出してくるんですよ。
トイレのついでとかじゃなく、それだけの為に‥。
いや、ありがてぇのはこっちのほうで‥
生きてて良かったなぁ、俺!なぁ!なぁ!マジで!
ご夫婦の帰り際、写真も撮って少し話したんだけど
旦那さん 歌うのが大好きだったんだけど、歌えなくなっちゃったんだって。本当は聞く側の人じゃないんだよね。「羨ましい‥」って、ポツリ。
んーーー!そーだ、そーだ、唄える事は 幸せなのだ、この上の無い幸せなのだ!
2時間唄っぱなしで、◯千円しか貰えなくても 、誰も聞いちゃいねー時があっても、台◯人しか 居ない時があっても、島人に叱られても。
今日の「天使」の温もりと涙を忘れるなよー!
俺‼ 押忍‼ ( ̄^ ̄)ゞ