●皇バカヤロー!
ガキの頃、って本当に記憶に無いガキの頃なんだけどさ、百科事典を売りにきたね、まぁ訪問販売って奴のはしりだったのかな?そんな人がウチの団地に来たんだってさ。
親が言うにはさ、もー普段そんなに駄々こねたりしなかったのに、俺、モーレツに駄々こねて欲しがったらしいのです。
まぁまぁ それなりにそこそこの額だったんだろうなー、後々まで言うぐらいだからね…^^;
でもさ、根負けして買ってくれたんだって。
もー、なんか、ページめくるたびに広がってく感覚は覚えてる。
だってさー知りたかった訳さ~♪
全部ね。
なんで? なんで? なんで? だらけでしょ?
子供はね、そうだよね。
そして、いつしか その、「なんで?」を 言っちゃいけない事に気付く。
小2の頃かな、瓶詰めのドクターペッパーの裏蓋をめくると「当たり」とかあって、ヒヨコが当たる!
(笑)ってのがあってさ。
2回当たって タロー と、 ゾフィー と、名付けて無茶苦茶可愛がって、本当にあいつら俺を親だと思って団地前の広場を追っかけてきて、それはそれは可愛いくてね。
けど、まぁ、団地ですから…コケコッコー!になったら大変な訳で一軒家の友達の家に貰われて行く訳ですが結局行方知れず…。
親同士の策略に騙されたフリをする子供達の絶望を簡単に踏み絵にすり替えちまう世の中にはもううんざりだからさ、
正直に生きようと思います。
本当の悪は 米 でも 露 でも 中 でもロックフェラーでも無く
ここにあるんだよ。
色即是空
空即是色
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛してます。
東京イズバーニング