いのちのうごめき
いのちはもえる
いのちはさけぶ
いのちははしる
いのちはわらいながら
いのちはなきさけびながら
いのちはかけめぐる
ゴロゴロと喉をならす雷神のいのちを知れ
大海を掻き回す風神のいのちを知れ
そして明日は、最もちいさきものの美しさを知れ
いのちをささえるいのちを知れ
グルグルと回り続けるいのちを知れ
プラスもマイナスもなく
善も悪もなく
グルグルと回り続けるいのちを知れ
君も僕も居ないのだ
グルグルと回り続けるいのちを知れ
ただグルグルと回り続けるいのちを知れ
行雲流水。
同じ雲や同じ水がないように
私 は 私 である事が出来ないのだから。
いのちはひとつ
いのちはひとつ
いのちがわたしを生きている。
ただただ いのちが わたし を
生きているのだ。
ただそれだけなのだ。
本当にただそれだけなのだ。
だから、これでいいのだ。
これでいいのだ。
イエス。